裏でなにしているかさっぱりわからないOSは,メインで使うよりもいつでもぶっ壊せる環境で飼う方が健康的なんですったら。
quote:マイクロソフト社は,バーチャルPC 2004を5月14日に発売すると発表した。バーチャルPCは,ホストOS上のひとつのアプリケーションとして,ゲストOSを動作させるもの。ウェブページから,45日間の試用版が無償でダウンロードできる。
バーチャルPCは楽しい。まぁわたしはマックOS X版しか使ってないので,ホストOSがマックOS X,ゲストOSがウインドウズになっている。で,ゲストOSを子飼いにしているような感覚が楽しい。ウインドウズ版ではホストOSがウインドウズなのに,なんでそのなかで別のウインドウズを子飼いにしなくちゃいけないのかわからん,と思う人もいるかもしれないが,実際のところ,いろいろ使い道はある。OSのブート画面や終了画面なども,ホストOS側でキャプチャできる。
あとはなんと云っても,試しであれこれ使うことができるということ。裏でなにをしでかすかまったく信用できないウインドウズ上に,大事なデータを置いておくなんて,それだけでも怖い。でも,いろいろ試すゲストOS側でなにが起きても,ホストOS側には一切影響がないのだから,かなり安心感がある。たとえば,いろんなソフトをインストールするとシステムが不安定になることが多いけど,バーチャルPCならゲストOS側にやみくもにソフトをインストールしてシステムをメチャメチャにしても,大事なデータなどがあるホストOS側にはなんの影響もない。スパイウェアやウイルスを走らせて遊ぶのにも,最適だったりする。まぁつまり。ウインドウズをケチョンケチョンに使いこなしたいなら,バーチャルPCを使うのがいちばんなんですったら。
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